当たり前って

こんにちは⁦‪(ᐡ - ﻌ • ᐡ)ฅ

 

いまさっき『当たり前は当たり前じゃない』ツイートをしたついでに

 

自分の日常が当たり前を失った日を少し振り返ろうかなと

 

夜の飲食店関係で勤務してたわいはある日

『やっぱり若くて行動力に溢れた人に比べたら格段に先もチャンスも無いし夜働く意味あまり無いな』と気付いて転職を模索しました。

 

言って人に自慢出来るようなスキルは無い量産型モブキャラのわい

 

唯一自慢出来る釘調整も画面が日増しにデカくなり釘が減って大卒1年目のメーカーのあんちゃんが叩いてもプロが叩いても大差無くなった今では需要は当然若手

 

って話で結構難航した転職

結局は以前経験があった警備員に落ち着きました。

 

今現在の居住地はここに決まって寮の建物がここの区で転入届を出してのも大きく関わってきます。

 

そんな夜の生活から一転始発で現場に向かうようになって新しい生活になったので最初は環境が変わったせいと自身の体調の変化をナメてました

 

『どうもダルくて仕方ない』

とか

『なんか右足が重いな』

思いながらも

 

『身体動かしてる証拠やな。いずれ慣れるだろ』

くらいに思ってましたが

日増し酷くなる症状

 

まず気付いたのは右足の異常でした。

とにかく重い

そしてパンパンに腫れ上がる

朝靴を履く時はスっと入るのに

10時の1回目の休憩にはもう両手で引っ張らないと靴が足から離れないくらいになる

 

右だけ股関節より下がどうにも思うように動かない

 

流石に『何かがおかしい』

そう思いましたが

『靴が合わないのかな?』

と何足か買い直してみたり

整骨院?整体?

電気流しに行ったり

(行って数時間は足が楽になる)

 

そんなある日足から出血がある事に気づきました

勿論どこにもぶつけた記憶も切った記憶もありません

 

それも左右両足から

痛みは無いのに謎に出ます

時には仕事中に天気いいはずなのに

『なんかぬるい温度の何かで濡れた気が?』

と足を見ると膝下が血まみれの事も.......

 

ここまで来るといくら何でも【慣れ】とかの話や【靴が合わない】じゃないぞこりゃ

 

と適当なわいでもいい加減気づくわけですが

警備員(交通誘導)のお仕事した事ある方ならご存知の通り

全員出勤してギリギリか下手すると書類で役所に提出してる人数以下で回す事も多々ある業界

『有り得んくらい体調おかしい』

って電話してもなんだかんだ言いくるめて現場に行かせます。

 

そんな日々が続き遂にXデー到来

朝イチのバス停で豪快なレベルで血を吐きます

ヾ(。゜▽゜)ノ 梨汁ブシャー:;:;.

ならぬ

meltan汁ブシャー

 

それを見ていたサラリーマン金太郎(仮名)に病院に連れていかれ

そのまま強制入院

隔離されます

 

ちなみに体重は20kgくらい落ちてました

(とにかくダルくて何も食べれない)

 

病院に来た会社の人は普段電話でしかやり取りしないのでゲッソリして真っ青な自分を見てようやく事態を理解した様子

 

働けないんだから放置されても仕方ない身分のわいのところに何度か来てくれながら

『部屋にいてもいなくても寮費はかかっちゃうし実際問題で退院=で現場行ってって話じゃないでしょ』

と退社&寮の引き払いを提案

 

そもそもで仕事変えたばかりで何の貯蓄も無いし帰る場所ないし病院代は日に日に掛かるしって事で福祉事務所の方と会社の方を交えて3人で話し合って退社&引き払いと生保の申請と言う事で結論が出ます

 

とはいえこの時点ではまだ病名もわからず

『退院したら仕事探さなきゃ』

くらいののんびりしたもんです。

 

だってこの後どうなるかまだ知らないから

 

そんなある日

生体検査の結果が出たからと先生が部屋に来ました。

 

『うちじゃどうにも出来ないから転院してもらいますね』

 

『どういう事?』

 

部屋の中で散々歩き回ってたし何なら個室をいい事にちょいちょい窓開けてタバコ吸ってたくらい自称元気になったわいは理解不能でしたが

今も通院する病院に救急車でしかもER(救急救命)に移されます。

 

主治医になった先生に【身内の連絡先】を聞かれ流石に適当なわいも察しました

 

結果として【多発血管炎性肉芽腫症】という滅多にいないレベルの難病である事

そして最初の病院に行くのが1週間遅かったら多分手が付けられなかった事

出来るだけの事はするけど5年後生存率は1〜2割な事を聞かされました

 

当たり前だった日常が

当たり前だった未来が消えた瞬間でした。

 

その後は個室で1人でぶつくさ何かを言ってたり少し目を離すと窓を開けて高層階の外に行こうとしたり看護師さん曰くかなり危ない精神状態だったとの事で

 

meltan監視係が看護師さん達の間で組まれた程で何よりこの頃の記憶ってほとんどありません

 

寮を引き払って全て病室に置いてあったので

DVDプレーヤーもある事を知った知人が持ってきたのが【ももいろクローバーZ】のDVDでした

 

とにかく全力で一瞬も手抜きなくパフォーマンスする姿

そしてどこまでも前向きな歌詞

 

『会いに来てね 会いにいくよ いつだって味方だから』

『わたしたち 泣いている人に何が出来るだろう それは力いっぱい 歌って 踊ること!』

 

なんか腐ってても仕方ないな

とにかく生きれる間は全力楽しもう

少なくとも今日逝きます

って話ではないや

 

一度ぶっ壊れて動かなくなった自分の中の時計が動き出した瞬間でした。

 

そうアイドルは誰かを救えるし

誰かの運命を変えれるんです

 

故にアイドルをナメた人やナメたアイドルは苦手です(^ω^;);););)

 

必死で何かに向かう姿は人の心を動かすんです

 

その後は先生も看護師さんも『どういう気力があったらこうなるの?』ってくらい危うい所からは抜けたんですがまぁ完治は無いので

一生いつまたあのヤバい状態に戻るかは何ともって話の爆弾持ちではありますが

 

何とか当たり前を取り戻して

欅坂を入口に今のラスアイと関わってくれる人達が出来て

 

また新しい良い思い出をひとつひとつ積み重ねて

 

最期の瞬間『楽しかったなぁ』って思えたら

それって理想の人生なんじゃないのかな

みたいな

 

今抱えてる病気は遺伝性とかじゃないので

本当にある日突然と誰の身に起きても不思議ではない

つまり当たり前なんてないし

当たり前って凄く恵まれた良い環境なんだよ

って感じですね。

 

ちまちま何かに文句言ってたりするけど

本当に今は毎日楽しいし出会ってくれた人

推しになってくれた人

みんなに感謝してます。

みんな本当にありがとう

 

m(_ _)m