本当に良い物は時空を超える
ちわ( ・∀・)ノ
最近どういうわけだかソニンの話になったり全然違う話題のDMでごっちんの名前が出たりで
脳内懐古厨浮かれモードで昔の動画見てました
やっぱり今聴いてもつんく♂さんの曲って良いですな
まぁ『青春シンフォニー』『よなどう』が普段でも全然聴くくらいだから間違いないとこですね
PV【最近でいうとこのMV】やライブ音源中心に色々観てたら『恋のダンスサイト』のレコーディング映像に行き着いて
何か書こうかなと思った次第
映像は【モーニング娘。】【レコーディング】ですぐ見つかります
『恋のダンスサイト』(以下、恋ダン)は当時でもかなりぶっ飛んでて初見で今見たらそれこそ頭の中『?』でいっぱいになりそうなパーティーチューンというかお祭りソングなわけですが
まずレコーディングブースには壁際に机と椅子を置いてそこにつんく♂さんが鎮座してるとこに1人ずつ順に録っていきます。
この『1人ずつ』がポイントで基本パート毎のレクチャーがつんく♂さんから直接言い渡されながら丸1曲分フルに各メンバーが歌唱
この時は誰がメインかも誰がどのパートかも言われないし決まってないです。
だからこそみんな必死に1曲を歌い上げます
その中から『〇〇のここを使おう』『このパートは〇〇がええな』とつんく♂さんが組み立てていくのでMV撮影まで誰も立ち位置も歌唱の量も知らないまま撮影の日を迎えるシステム
一対一だから誤魔化しも効かないしダメな所はその場で直される
故に1人1人の能力が異様に高いグループが出来上がる
凄いシステムです。
自分がどん底も頂点も見たミュージシャンだからこそのプロデュース方法だと思われますがこの唯一無二のキッチリ面倒見るシステムと16ビートを身体に染み込むまで覚えさせるという方針があればこそのパフォーマンス集団だったわけですね。
そして一対一で向かい合ってるからこその副産物が『恋ダン』内の『あらららら』でありラストの『なんだ!?』ですね。
これはごっちんがレコーディング中に上手くいかずポロッと出た一言がそのまま採用されているという通常のプロデュースでレコーディングディレクター等に丸投げしてたら絶対起きないボツネタをそのまま使うという奇抜なアイデアで予期しない事を面白さに変換出来るのはまさに才能だと思います
そんな『恋ダン』ですが聴くとすぐわかる通りホイッスルの音が随所に入っててこれがまたお祭り感倍増ポイントになるわけですが
今みたいにあれもこれもとやたら何でも規制規制の時代じゃなかったのでとにかくバカ騒ぎしたくてしょうがないヲタクの格好の標的になります。
ぶっちゃけ持ち込んだとこで『恋ダン』以外にホイッスル入ってる曲ないから本当に3分くらいしか使い道無いんですがそれでもセットリストに『恋ダン』あるらしいとなれば首からホイッスル(隠しすらしない)下げたヲタクが散見され始まると四方八方からピーピー鳴りまくってました笑笑
まぁ今考えたら普通に大迷惑ですが
ガッツキ厨(ひたすらレス貰いたい見つけて貰いたいで飛びまくるヲタク)
光り物厨(この頃普及し始めたペンライトの大量持ち込みや改造で異常に明るくする、アクリル板とLEDで推し名が光るボードを作るetc 多分本数勝負はわいの140本をピークに減少)
芸師(開演から最後までひたすら芸を打つヲタク)
ウケ狙い(被り物やマツケンサンバ衣装etcでひたすらステージ上のメンバーを笑わせようとするヲタク)
などなどとにかくみんな楽しむ事にバカ程必死で楽しかったですな(´-ω-)ウム
夜コンが終わればみんなで居酒屋
(そもそも朝イチから会場前で飲んでる)
今のルールだとアウトだらけだけどとにかく知り合う人知り合う人誰もが最高に楽しそうで充実しててみんなキラッキラしてたのは間違いないですね。
春と秋に本体の全国ツアー
と現場数が格段に多かったからガス抜きの必要が無かったとか今だとやっちゃダメな事が普通だったとか要因はいくつかあるけど
やっぱり一番はつんく♂さんがみんながハッピーになれる良曲を作ってそれをスキルが高い子達がパフォーマンスしてたのが何より大きいよね。
本当にあらためて凄い人だわ。